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お守り本 「今のわたしになるまで」

最近、テレビも、音楽すらもかけず、何もせずにぼーっと過ごす時間が増えた。ただただぼーっとしている。何かはしたいけれど、動きたくない。でもどこか不安を抱えている状態。心地よいぼんやりとした時間を過ごすのは、なかなか難しい。 休職初期は、「せっかくたくさんの時間があるのだから、有意義に過ごさねば」という思いでいっぱいだった。 自分はどうやったら復活できるのか考えて、1日のルーティンとかも考えてみたりした。でも、その通りに過ごせない日も多く、そうなると自分を責めていた。 そう考

    • 改めて、つらかった時の振り返り。

      初めての休職は、思ったよりも長引いている。 私の体調が本格的におかしくなったのは今年に入ってからだ。 それまでの私も、基本的に仕事は嫌いなくせに、いざ仕事となると期待に応えようと必要以上に頑張ってしまうタイプだったため、いつかこうなるのではとは思っていた。 ただ、特に毎日泣きながら働き、プレッシャーで押し潰されそうだったのは、昨年の夏から今年にかけてだったと思う。 実際にどんな状況だったのか、自分のために言語化を行おうと思う。 1. 必要以上に自分で自分に課していた緊張感

      • 思考が止まらない、という感覚について。

        休職に至るまでの数年、些細な記憶が無かったり、人の話があまり頭に入ってこなったりすることが何度もあった。 これは、自分の中の思考が暴走している点が影響していると想定している。 思考が暴走している時の自分の感覚としては、早口の人の話をひたすら聴き続けている感覚だろうか。 自分で発散していると同時に、受け止めてもいる。 しかもその相手は興味のある人物(=自分)であるため、集中し全力で聴かざるを得ない。 自分の中でこんな事態が常時起きているため、目の前のものが見えてこず、聞こえて

        • 朝、1日のはじまり

          ふと目を開ける。 瞬間、自分が今どこでどんな方向を向いて何をしていたのか分からなくなる。 しかし数秒も経てば、一人暮らしの部屋の隅っこに置かれたシングルベッドの上で、いつもの通り頭を部屋に向けて寝ていたことを理解する。 半分しか閉めていないシャッターからは、白い光が見える。 7時くらいかなと思いスマホに手を伸ばすも、まだ時刻は5時48分だった。 早く起きてしまった。ここ毎日だ。時には0時や3時に起きることもある。 少なくとも7時までは寝ていたい。 休職前もよく早く起きてし

        お守り本 「今のわたしになるまで」

          焦りに焦っている日々に、終わりは来るのか。

          胃が痛い。胃が痛いのだ。 原因はなんなのか。 仕事のやるべきことが終わっていないから? 明日からの仕事が憂鬱だから? 30歳になったら仕事辞めたいと思いつつも、辞めて生きていけるのか見えていないから? 実家で飼っている小鳥が具合悪いから? ただ、寂しいから? のんびり寝ていたい日曜日、6時に目が覚めてしまった。 なんの予定もない日曜日。 いつもは嬉しいのに、今日はなんだか嬉しくなかった。 清々しくもない。ただ、なんだか切なく、心はソワソワと落ち着かない。 何かに、とても焦

          焦りに焦っている日々に、終わりは来るのか。

          私の生まれ育った、大事な家。

          家に友達を呼ぶ時、恥ずかしかった思い出がある。 私の生まれ育った家は、木造建のアパート。3DK。今や築30年を超えている。 父、母、兄、私の4人家族で暮らしていたけれど、私と兄が中学生になる頃には、それはそれは狭い空間になっていた。 私の周りの友人たちは、みんな立派なマンションや一軒家に住んでいて、幼稚園くらいには同じようにアパートに住んでいる友達もいたけれど、そのうちに大きな素敵な一軒家に引っ越して行った。 私は幼い頃から大型犬と暮らすことを夢見ていた。小学校1年生の

          私の生まれ育った、大事な家。

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          はじめまして。燦です。 社会人も気づけば8年目。 転職も1度経験し、The!年功序列!の会社から、比較的風通しのよい企業へ入れたものの、毎日、「生きていくことって、こんなに大変なことだったのか」と感じる日々です。 人に優しくありたいと思っていても、朝の通勤電車では椅子取りゲームに参加していたり。 幼い頃からずっと憧れていた一人暮らしも、結局2年で挫折して実家に帰ったり。 ずっと参加してみたかったボランティアには、1日でギブアップしてしまったり。 一人暮らしを再開したものの

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