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ゼロを読んで2 

堀江さんのゼロを読んで感じたことがあるのでシェアする。

今回は、お金との関わり方についてである。
堀江さんは本の中で生きていく上で必要なお金は手に入れることができる。
周りから一生分暮らしていけるお金があるのになぜ仕事を辞めないのか。と言われることが多々あり、それに首を傾げる様子である。

なるほど、確かに生きていく上で必要なお金はそう多くはない。
自分一人だけなら住居費や食費120万、学費80万、その他諸々50万くらい、つまり、250万円くらいあれば生きていくことはできるだろう。
この中から学費を引いたり、食費や住居費のレベルを落とせば、150万円くらいに落とすこともできるだろう。90万円で暮らす本のようなミニマリスト的な暮らしをすれば100万円でも1年間暮らすことはできそうだ。
だとすれば、週5でバイトをすれば、時給1000円で8時間、それを一か月すれば16万円になる。12✖️16=192万円くらいか。
だとしても、土日を残して生きていくことはできそうだ。
それに普通に会社員として契約すれば、30万円くらいはいけるだろう。
だとすれば、360万円くらいの年収となり、250万円から引いても110万円は余ることになる。(まぁそんなうまく貯金できるかどうかは別問題として)

けど、そう考えると生きていくお金を稼ぐこと自体は難しくないかもしれない。けれど、ずっとそれくらいだと少し窮屈というのもわかる。
だからこそ、仕事をなるべく楽しいものにしたり、ハイリターンが見込める、つまり、時給という時間を売るのではなく、仕事の対価として稼げるようにするべきであるというのはうなづける。その中での選択肢は、いろいろありそうだ。エンジニアになって自分でサービスを作れるようになるとか、資格をとって専門的に仕事をすること、それに研究して論文を書き、それによって生きていくという手もあるだろう。あるいはスポーツ選手や芸能人のしている音楽や映画、ドラマ、などに出演するという選択もあるだろう。(しかし、これは本当に厳しい世界で、それだけしかしないというくらい突き詰めてできる人でないと難しいように感じる。)

そうすると、リスクヘッジで大学へいき、生涯年収をアップさせておくというのも理解ができる。まぁいずれにせよ、現実的なことを考えるとお金が必要だし、お金をどう稼ぐかはその人の特徴やしたいこと、あっていることによって左右される。
塾講師をしてお金を稼ぐということをしたことはあるが、お金のためにというモチベと普通に生徒と関わることが楽しかったという点がある。しかし、それだけで飽きるなということが早々にわかった。
塾講師というのは既に自分が知っていることを教えていくことであるので、もちろん継続的に学ぶことは必要だと思うが、それまでの蓄積でどうにかなってしまうということがある。自分はそれに飽きそうだということが直感的にわかった。だから塾講師はやりつつも、他の道を模索して、インターンや学生団体、などにも首を突っ込んでみた。
いろんな経験をして損とか得とかの気持ちもあるが、どうやら動き続けていることそのものが楽しいのかもしれない。
メディアで活躍している人たちはおそらく日々動き続けているのだろう。
各自のセンターの分野と日々向き合いながら自分を磨き、作り、開拓していっている。2024年現在でもそれは変わらない。
自分も開拓していきたいことはあるが、どうやら文章を書くというのは好きなようだ。文章を読むことも好きだし、文章を書くことそのものが好きだ。それに色んなことを言語化してみると新たな発見が生まれる。新しいネタを探したり、何でもないことでも言語化してみるとどんどん言葉が出てくるし、色んな具体的な例や過去の経験が脳に思い起こされる。それに、本を読む時にも感度が鋭くなっている気がする。

こうして、堀江さんの本の感想のようなものを言語化しているのもnoteというプラットフォームにとりあえず登録して、パソコンを目の前に言語化しているからできていることなのだろう。
というか、また話が逸れましたね。笑

結論としては、生きていくために必要なお金を稼ぐことはできるが、それだけではつまらない。自分のセンターとなる分野を見つけ、それにハマり、寝ても覚めてもそのことにハマり続けていれば結果は勝手についてくる。
堀江さんがパソコンにハマり、受験勉強にハマり、宇宙開発にハマり、インターネットにハマっているように何かにハマるということの強さをしり、みんなが何かにハマり共有しあっている社会を想像すると今よりも楽しい世界につながると思う。


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