30代になると徐々に部下を持つことになり、育成について悩まれている方はたくさんいると思います。 「なんで、こんなことも出来ないのか!」 「世代が違うから…」 「ハラスメントが厳しくて、どう指導をしたらいいのか分からない…」 時代は変わって、特に昭和生まれが就職した2000年代と2020年では働き方の価値観が大きく変わっているので、当然だと思います。 まさに、世の中の変化と共にキャリアについても価値観が変容してる中で、伝統的キャリア脳の上司が自立型キャリアの行動変容を
どう在りたいか、どういう人になりたいかを考えることはとても重要です。 そして、どういう人間で在りたいかが見つけられたら、その次は環境≒職業を決めます。 この時に、消去法や自分のやれることベースではなく、今できなくてもどういう人で在りたいかを軸にして考えると、その後の困難も乗り越えられやすくなるかもしれません。 十七世紀オランダの哲学者のスピノザはこう言っています。 たとえば農耕馬と競走馬とのあいだには、牛と農耕馬のあいだよりも大きな相違がある。競走馬と農耕馬とでは、その情動
キャリア理論を勉強していると、人生100年時代は伝統派キャリア(キャリアの主導者は会社であるという考え)ではなく、プロティアンキャリア(変幻自在のキャリア、キャリアの主導者は自分)が大切だと気付きます。 一方でプロティアンキャリアを実現しようとすると、「収入」という壁が立ちはだかります。 もちろん転職して収入が上がれば、文句はありませんが、職種の変更が伴う転職で年収がキープされることはまずありません。 私自身、市場価値として旬なDX企画の職種に就いて5年になります。変革部
世の中において、褒めることが上手にできることは最強の武器になると思います。 私も当時、350人をマネージメントしていた時に、上長としてみんなのパフォーマンスを上げたくて、この「褒める」ことについて、いくつかの本を読んでは実践を繰り返してきました。 その時やっていたことは、 関係性値を見極めて褒める焦点を変えることです。 ライトな関係から関係値が高くなるにつれて、褒める焦点を変えていくことを実践していました。 例えば下記の通り ①その人の環境を褒める 「よい会社にお勤めですね