二度目の人生
現在ドラマ「最高の教師」にハマっている
テレビとかほとんど見ないわたしの数少ない好きなドラマにランクイン
とある現代の高校生活の話で
ある日生徒に殺された教師が目覚めると一年前に戻っていて
次は殺されない未来にするために懸命に人生二周目を過ごすてきなストーリーなんだけど
まさに高校時代病みに病み、闇堕ちし
全てどうでも良し
自分を信じて生きればいいと起死回生した私なので染みる
イジメられたこともなければ、自傷行為とかもしたことないんだけど
(精神的な嫌がらせをしてくるやつは常におった)
当時は未来に希望を持てず、もう何しても面白くないんや、全部決まってるんや、ぜんぜん楽しくないじゃん…うえーーーーーん!!!
ってな感じで絶望し
ベットに横たわり、目も開けたくなくて、泣いて泣いて泣いていたのを覚えている
ご飯はたべていたけど笑
当時の自分は
「くだらん。世の中のせいだ。チッ」みたいな感じでひねくれてやさぐれていた記憶がある
「やりたくてやってるんじゃない(教師という仕事を)」とか言う担任や
「あいつらにはあれやらせておけばいい(文化祭の役割分担)」とかって世で言う陰キャをあしらう陽キャの言葉を今も思い出したので
そんな教師が指導者で
そんな陽キャがのさばるあの空間が嫌で嫌で嫌だった
そんなっていうのは「心無い」世界観
今この文を打ちながら
単に「世界が狭かった」だけなのかもしれないと思った
以前は「居場所がなかった」という表現をして
「家族のせい」「学校のせい」みたいな感覚が抜けきっていなかったと思う
でも違う
たとえ居心地が悪くても、たとえ嫌なことがあっても「そこに居る」という
選択をしている限りそこが自分の「居場所」なんだ
だれかのせいにできるのは、義務教育期間、働けない小学生までだろう
と、振り返った今なら言える。当時はわからなかった。
親父に「人のせいにするなーーーーー!!!」と怒鳴られたことを今でも
覚えているが、当時は「はあ!?!?」だった笑
もちろん周りの人間、特に若い頃は大人の影響が良くも悪くも色濃く出る
でもそれでどうしていくかは、その人次第だ
楽な方に流れるのか、自分流に進むのか、あえてキツイところに飛び込んでみるのか
ひねくれつづけ惰性でいきるのか、前向きにとらえ果敢に挑むのか、無になるのか、考え方も、自分次第だ
そして自分が変われば、居るべき居場所も変わる
自分が変わったのに、変わりたいのに、今までいたからなどという理由でそのままそこに居続けては変われない
変わったんだ、変わりたいんだ、という自覚を持って、今の自分に合わせてその居場所と関わればいい
だから実家をでた、だから親友と縁をきった
だから色んな仕事をしてみた、だから色んな選択をしてみた
でもまだまだだ
もっともっと私の知らない世界がある
せっかく闇を抜けて自分に自信を持って気づきを得れた二度目の人生を
無駄に過ごしてる時間はない
3度目はない
精一杯生きるんだ