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父の存在

子供の頃の父は、本当に怖い存在でした

子供の扱いが慣れてなかったんでしょうか?

遊んでもらった記憶もなく

行ったところは

父が好きだった骨董品お店ばかり

高山で

骨董品

私たちは

車の中で待っているのみ

そういう記憶しかあまりありませんでした

父に言われたことでよく覚えているのは

怒るとすぐに出ていけ

という言葉と

お前なんか生まれて来なければ良かった

という言葉

自分の思っている道から外れたことをすると

いつも

足投げのように

突き放す言葉を投げられ

私は

ますます

生きている価値のない人間だと

なんで生まれてきたんだろ

と、思うようになりました

相談すると

俺に頼るな

それは今でも言われます

今は前よりは

関係は良好ですが

本当に悩んでることは理解して貰えないのが分かってるので

何も言いません

父は

細かい事は色々知ってて

離婚の時とかすごく頼りになりましたが、

人としては

やっぱり

尊敬出来ない

歳もいってるので

大切にしなくては

と、思うけど

昔は嫌いだったけど

今は

居なくなると寂しいんだろうな

と、思います

でも、

子供ができた時

おめでとうより

まず

喧嘩ばかりしてるのに

やることはやってるんだな

と、いう言葉は

多分一生忘れられないと思います

そういう事しか

頭にない父でした

今はそんな元気もないですが

母も

嫌だと言いながら

子供の前で

あいつだけ止めて(夜の事)

と、わざわざ言ってくるのも、子供心に気持ち悪かったです

子供だから

分からない

は、大きな間違いです

私は

こんな親にはなりたくない

と、ずっと思っていました

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