ここらで2022年の個人的ベストソングを振り返っておきましょう


チャイニーズブルー / meiyo

テレビ東京系列で放送されたドラマ『鉄オタ道子、2万キロ』のOPテーマ。

簡単にいうと、玉城ティナと栗原類というトップモデル2人が、日本の美しい風景を完璧に着こなすドラマです。

ご飯食べながらぬるーっと観るのに最適。

曲はというと、
意味なんかなく、ただ気持ちのいい言葉を羅列しただけって歌詞がたまらんね。

短いので中毒性があるのもポイントです。

マイ草履 feat. にゃん北朝時代 / レキシ

飛行機にめっちゃ乗った2022年。
世紀の大発見をしました。

「飛行機でレキシを聴くと、タイムトラベルしている気分になれる!」

草履とStoryで韻を踏んで許されるのなんて、この人くらいなもんです。

おやすみパパママ / チョーキューメイ

シンプルなメロディに、力強い歌声とベース。

そんな芯の強さと、バックで刻まれる不安定で複雑なリズムが、まるで繊細な少女の心かのようで、ちょっと苦しくなる1曲。

今年(2023)初めてライブに行ったのですが、バンドメンバー全員が終始楽しそうに演奏しているのが印象的でした。

とにかくね、リズム感がエグい。

TikTokで消費するだけじゃなく、ライブで生音聴いてほしいです。

条件反射で泣けて来る / 櫻坂46

オタクが入っちゃうので出来るだけ選ばないようにしたかったのですが、想像を超えてきたのでごめんなさい。

改名後初のナスカ曲。イントロからもう最高にナスカって感じで好き。

ピーコックやら浪花家やら、具体的な名称が出てくるやすす節全開の歌詞も個人的には好みです。

また麻布十番という地名は、渋谷を舞台にしていた欅坂からの成長や変化を想起させます。

それまではあえて避けてきた欅坂という過去を、受け入れて超えていく、そんな1曲にも感じました。

ロバとギターときみとぼく / 森七菜

森七菜の1stフルアルバム『アルバム』に収録。

まずこのアルバムなんですけどね。

なんですか、この豪華すぎる楽曲提供のメンツは。
草野正宗と佐藤千亜妃が並んでるとか俺得か。

そんで、個人的にすごいなーと思ったのは、どの曲もまあ歌詞が聞き取りやすい。

自分の歌詞じゃないからこそ、一言一句届けたいという丁寧さを感じます。

バラエティに富んだ10曲を乗りこなす様は、まさにアルバムを1ページずつめくっているかのような感覚。

なかでもこの曲は明るくてポップで、絶対「みんなのうた」になっていると思ってました。

個人的好きポイントは
「ぼくはまっしぐらさ」
の「ぼ」の音程です。

ダダリオ / ズーカラデル

アルペジオのイントロから漂う名曲臭。
完全に一聴き惚れですわ。

特に好きなのが、2番のゆるーっと韻を踏んでるとこ。

「にないんです」と「未解決」

は普通に気持ちいいし、

「ないなあ」「サイダー」「ないか」「ないかな」

でずっと踏んでるのに、サビ前は

「這いつくばる」(「る」の発音もポイント)

で外してくるとことか。

シンプルで美しいメロディもそれ以外も、何もかもが僕の中では割と完璧に近い曲です。

クールに戦え / 黒子首

黒子首のメジャーデビューアルバム『ペンシルロケット』に収録されている1曲。

これをメジャーデビューの1曲目に持ってくるセンスがいかつくて好き。

アコースティックな雰囲気を残したポップなアレンジのうえでのこの歌詞は、
まさに「メジャーで戦ってくるよ」という所信表明の1曲。

なんかこううまく説明できないんですが、
黒子首が言うなら自分もがんばってみようって素直に聞き入れられるんですよね、不思議と。

アルバムはたっぷり15曲入っていて聴きごたえ十分です。

2023年も上半期が終わったそうです。
やば。

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