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僕の心霊(?)体験【病院編】

当時僕は病院の清掃をしていた。

そこで体験した怪現象(気のせいかも)を書いていこうと思う。


充満する線香臭

病院で線香の臭いがした。

廊下、そしてナースステーションに充満していた。

 一端かつ暗い清掃員が「線香の臭いしません?」なんて聞いたら気持ち悪がられるだろうから他の人も感じていたのかは不明のまま。

第三の眼…?

20代前半、当時僕心病んでて…
薬飲んでて…

石田明


YouTubeを観てて気になった事。
NON STYLEの石田明はかつて病んでいて、そのための薬を飲んでいたが、その辺りから怪現象に遭遇する機会が増えたそうだ。
 僕も怪現象らしきものに遭遇した時期はバリバリに病んでいた。そして精神科にも通っていた。
薬を飲んだ時期と重なっていたかどうかは忘れたが、線香の臭いを感じていた時、病んでいたのは確か。

 霊臭ではなく本当に線香を焚いていたのかもしれない、と、僕は調べてみた。
《🔍病院 線香》
ネットで調べてもハッキリとした情報が出てこないため釈然としない。
霊安室があれば線香も焚くんだろうが、あったのかな。

でも病院ってとかとか、ネガティブな事に敏感だ。
線香なんて露骨に死を連想させるだろう。廊下に充満していたが、線香の臭いなんてしたら、患者は気分が悪くなるはずだ。『誰が死んだんだ?』みたいな。
さすがに不謹慎というか、配慮がないと言える。…焚かないよな。

 そもそも線香の香りだったのかさえ今となっては分からない。確かめようがない。幻臭かもしれない。
薬の副作用による幻臭?
薬を飲むと胃がムカムカする感覚はあった。多分これは副作用だが、石田明の話を聞く限り、自覚できない副作用があったのかもしれない。


止まるエレベーター

エレベーターが止まったまま閉まらなくなったことが1度だけあった。それもたしか病んでる時。薬を飲んでいたかはやっぱり覚えてない。

そもそもただの仕様なのかもしれない。
点検モードみたいな。
特殊なコマンドで作動したのかもしれない。
だけどその謎の症状が直ってドアが締まり始めた時、僕はハッキリ見た。
内側の《閉じる》ボタンが点灯していたことを…。
これは誰かが内側から閉まるボタンを長押ししていないと点灯しないのだ。外側に閉まるボタンは無いはずだから。
それも仕様と言われたらそれまでだけど、そもそも特殊なコマンドで整備モードのようなものが作動したとて、解除がなぜできたのか。僕は特に何もしていないのだが…。

霊感

気持ち悪かったが、それ以外は無い。
そもそも僕には霊感が無い。
病んでいる時と精神薬を飲んでいる時だけ、脳みそが変な次元にイクのだろうか。

何度も書く。元も子もないが怪現象かは確証が持てない。
 線香の臭いは幻臭かもしれないし、ちくのうかもしれない。エレベーターは特殊な整備コマンドを入力してしまったせいなのかもしれない。

でも本来の心霊体験ってこんなもんなんだと思う。綺麗なオチはなく「あれは何だったんでしょう」みたいなモヤモヤが残って、地味過ぎてそのうち記憶からも消えていく。

 本当にあった怖い話みたいな派手なことはそうそう起こらないだろう。


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