小説を書く方法
前回の記事
3.誰でも必ず小説が1冊書ける方法
健の日記は小説にできるとダナイは言った。
しかし健はつまらないと言った。
ダナイは健がそう言うことも想定済みだったらしく、健に向かってウインクした。
ダナイ曰く、気持ちがこもっていないと魅力的な小説にはならないらしい。心が震える体験がないと、読者の心を震わせることができない。感動のツボが分からないからだ。
人の気持ちが分からないと、人が喜ぶ行動もできないだろう。
人に興味を持つ
たくさんの創作物に触れる
現実で世界で熱中するものを見つける
これらが読者のツボを押すための種になる。
好きな映画の感動した箇所を参考にしよう。
好きな作品の魅力を語れ!
それがその作品の本質であり、感動のツボだ。
登場人物
主人公を自分にしてみる
サブキャラは少ないほど書きやすい
さらに奥行きを
キャラクターたちに「どうして?」と聞いていくと、芯の通った人物像になる。
そして違った意見を持った人を出すと面白くなる。同じ価値観を持っている人間だけだと、物語は生まれない。
現実世界の改革に似ている。異なる考えの人間が一定数いるから、稀に発明が生まれるし、価値観の変換や問題への解決法が生まれる。
自分の価値観を疑ってみることから始める。
新聞が分かりやすい。同じ出来事でも、新聞社によって取り上げられ方が違う。
題名は決めなくていい。だけど必ず完成させよう。途中で投げ出すと悪いクセになる。
そして書き終わったら誰かに読んでもらおう。
忖度するような人間には読ませない方がいい。コンクールなど、中立の目線で読む人間がよい。友達や家族に読ませると、身内バイアスがかかってしまう。