心霊に対する価値観
心霊に対して冷めている自分がいる。
心霊って夢だと思う。ロマン。それが幻想だと最近気付いた。
怪談ではハッキリした怪現象体験が頻繁に話されているが、あれは盛ってるか嘘だと思うようになってしまった。
そう思い始めたきっかけは今から書く。
ゴボゴボ事故物件
事故物件住みます芸人の松原タニシ。
彼がとある事故物件に住んでいた頃、知人の留守電にゴボゴボという音声が入っている怪現象があったと本人が言っていた。ちなみにその事故物件の原因は風呂場での溺死だった。
この話はイベントの度に何度も聞いていた。
その度に震えた。
そしてついに実際の音声を聴く機会があった。
いざ聴いたら全然ゴボゴボなんて鳴ってない。
雑音っぽい音は聴こえるにしても、ゴボゴボはかなり無理がある。
肩透かしだった。
呪いのCD
今はなき《笑っていいとも!》に送られてきた呪いのCD。
なんでも、再生するたびに音が変わるとのこと。
叫び声まで入ってる。
そして見事に再生される音楽が違う。
初めて聴いた時は「不思議なことはやっぱりあるんだな!!」と感動した。
しかし…
まんま一致(笑)
こういう前衛的な音楽でした。
サンタクロースがいないと知った時のことを思い出した。世界から楽しみがひとつ無くなった瞬間。
不思議なことってそうそうない。あるんだろうけど分かりやすい形で目の前に現れない。簡単に認知できないと思う。見世物じゃないから。
実際の格闘技が、アクション映画のように派手じゃないのと同じ。
ヒトコワ
生きた人間の方が断然怖い。