フワちゃん発達障害疑惑に対する世間の建前と本音
「フワちゃんって発達障害なんじゃない?」
これがネットでよく見られる意見だ。
そもそもフワちゃんとは
日本のYouTuber。海外ウケしそうな格好をしている。元々は芸人だったらしいが、社長に中指を立てているのが鏡越しに見られ解雇。YouTuberになった。
本題
YouTube、ヤフコメ、Xなど、ネットの意見としては全体的に「フワちゃんが出ていると不快」といった意見が目立つ。
フワちゃんは遅刻癖がある。
そして説明した通り破天荒だ。社長に中指を立てる他に、アルバイトでもトラブルを起こし、何度も解雇されている。YouTuberとしてテレビに出ても、それが治らないため、共演者からヒンシュクを買っている。
そんなフワちゃんの傍若無人ぶりを見て、ヤフコメでは「発達障害の検査を受けた方がいい。自分のために」という検査を勧めるコメントが多い。
発達障害診断は自分のため?
よく発達障害診断をされた人は「今まで上手くいかなかった原因が分かってホッとした」と言っている人が多い。それは自発的にネットや書籍などで「もしや…」と思い立ち、精神科に駆け込んだ場合だ。自分を許すための免罪符が欲しいので、診断を貰っているパターン。実際診断を貰ったところで、発達障害の治療法は無いため根本的な問題は解決しない。なので発達障害検査は患者の自己満足と言っても過言ではない。
フワちゃんの心境
フワちゃん自身、別に困っていないらしい。なので前述したような医者からの免罪符は必要としていない。
建前の証拠
ちなみにフワちゃんはネットだけではなく、現実の世界でも通院を勧められるようで、あまりに言われるため、ついに自分でも精神科に駆け込んだらしい。結果は「発達障害ではない」とのこと。しかしネットのコメントは「これが発達障害じゃないならなんなんだよw」といったもので溢れていた。周りが「自分のために」「楽になるよ」と言うが、それは建前である何よりの証拠であることを表している。
本人が「困っていない」「通院しても楽にならない」と言っている。そしてなにより発達障害ではなかったという診断をされた。病気かどうかを確かめるだけなら、そこでその話は終わりのはずだ。なのになぜかネットは納得しない。「これが発達障害じゃないならなんなんだよw」という言動。ただ答え合わせがしたいだけ。というか医者の診断などどうでもよいのではないか。
発達障害のレッテルは、周りのためでしかない。それを周りはあたかも本人のためであるかのように諭す。
そもそもなぜ障害なのだろうか
そもそもなぜ発達障害なのだろうか?
発達障害だから悪いのではなく、悪いから発達障害なのである。
これはどういうことかというと、概念が先に来るのではなく、不利益が先に来るということ。
都合の悪いから、障害にしようということ。
つまり腐敗と発酵だ。状態としては同じだが、都合の良し悪しで言い方や捉え方といった評価が変わっている。
《発達障害だから仕事ができない》のではなく、《仕事ができないから障害》ということだ。都合が悪いから障害なのだ。戦争をする人間も、犯罪をする人間も、イジメをする人間も、よく分からない宗教を信仰している人間も都合が悪い側からすると障害者ということ。だから、精神科医を介さなくても「アイツは発達障害ではないか?」という疑惑は、既にその人の中で結論が出ている。都合が悪いのだから。