才能の見極め方
他の人より没頭している時点で才能だ。
ここでポイントなのは《ジャンルは問わない》こと。
ゲームやギャンブルなどの遊びは生産性がないため、熱中しても《没頭》とはみなされるが、《才能》や《努力》とは見なされないことが多い。これが勉強なら努力になるのが不思議だ。たとえ本人が遊び感覚でやっていようとも関係ない。感情ではなく姿勢とやっているジャンルに左右されているのだ。不思議なことだが。
そしてこの没頭は人によってレベルが違う。しかしどこのコミュニティにおいても、多数の人間より没頭する例外がいる。
さっきから格闘ゲームの話題オンリーだが、ゲームというたかがと言っても過言ではない娯楽ひとつとっても、狂ったように情熱を注ぐ人間はいる。
格闘ゲーム以外にも言えることだが、そんな極端な人間は一部だ。
言葉を選ばずに言うと狂っている。
スマブラは流行った。
だけど《真剣に》やり込む人はあまりいなかった。
大抵の人間のライフスタイルというか、物事の取り組み方は《浅く広く》だ。
レーダーチャートで表すと、綺麗な正六角形になるような取り組み方をする。
しかし稀にこのレーダーチャート項目のひとつが突出する人間がいる。
分野は様々だ。
前述したように《ゲーム》そのほかにも《野球》や《テニス》《格闘技》《漫画》《将棋》《ギター》《歌》《ピアノ》など。
これらをやり込んで頭ひとつ抜ける人がいる。
やり込む理由はひとつだけ
楽しいから
上記のブログで登場したSくんは明らかに格闘ゲームを楽しんでいた。
絵をめちゃくちゃ描く人も楽しんでいるのだろう。
そんな人たちを見て、他者は努力という。そして真似をするが、苦痛を感じて飽きる。自己嫌悪に陥るかもしれない。
しかし本人は努力などしておらず、楽しんでいるだけだ。努力などしている意識はサラサラないので当然、苦痛など感じていない。
一度12時間ぶっ続けでその物事に取り組んでみるといい
そうすると好きかどうか分かる。
それで次の日に向き合うのが嫌になったら、好きじゃないんだ。
しかし続けられることが出来たとしても、得意とは限らない。
好きこそ物の上手なれとも言うが、下手の横好きとも言う。
ことわざは当てにならない。ケースバイケースだ。
確実に《好き》であり、《続けられる》《没頭できる》才能はあるが、得意かは分からない。
しかし量をこなせばズブの素人よりは確実に上手くなるため、熱意が消えない限り、才能があるという認識で間違いない。