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影響は受ける人がいないと成立しない

影響力のある人を影響力がある人たらしめているのは、影響を受ける人だ。
影響を受ける人がいないと、影響を与える人もいなくなる。つまり影響力のある人インフルエンサーを作っているのは僕らひとりひとりなのだ。
僕らから反感を買えば炎上し、叩き下ろされるし、受け入れが拡大するとより影響力を持てる。影響を受ける人間自らが広告塔になるのだ。
二郎系ラーメンに並んでいる人ひとりひとりに宣伝効果がある。
SNSでのいいねはひとつひとつに説得力がある。
匿名がゆえ身分を問わず1人のいいねは等しく1つのいいね分、価値があるのだ。

僕らは相互に影響を与えあっている
いつ誰がどこに影響を与えているかは分からないし、どのくらい影響を与えているかも分からない。影響を与える先の人数が多くなると、与える人は一流のインフルエンサーになる(どこからが一流かは分からないが…)。今のSNSはコロコロ表裏が変わるオセロのように見える。絶えず影響を与えようとする人がたくさん出てきて、コンテンツが飽和状態と化している。
発信者がプレイヤーで、受信者がオセロのチップだ。一昔前はこのチップが裏返る速度は遅かったうえに、プレイヤーも少なかったので、色は限られていたが、今は裏返る速度が速くなり、プレイヤーが多いため、裏返った先の色まで様々になる。

テクノロジーの発展により、競争率が段々激しくなっている気がする。家電のレベルは上がるくせに、物価は高くなるうえに労働時間は変わらないといった生活が一向に楽にならないというのがその証拠だ。
未来は韓国のようになるのだろう。

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