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心に刺さった歌詞【巡り逢えるなら】SUGIZO

【巡り会えるなら】はLUNA SEAのSUGIZOが作曲した曲。
TERUが歌ってます。

冷酷なこの世界の 
僕は歯車のひとつに過ぎない

巡り会えるなら

前からこの曲を知っていたんだけど、最近歌詞が凄いネガティブであることに気づいた。

君を待ち続け 夜空は巡り孤独は積もる もう夢を見るのも疲れた…

巡り会えるなら

「こりゃなんかあったな」

インタビュー記事みたいなのがあると予想して、調べてみた。

“自分の中にたまったネガティヴを吐き出そう”というコンセプトだったので。あのとき自分がグッチャグチャになってしまえ、と思う存分解放して、発狂したように音楽と向かい合っていたら、ああいう作品が生まれた。

SUGIZOインタビュー


記事発見🤩🤩

僕にできることは何もなく 時に引きづられるまま落ちてくだけ

巡り会えるなら

無力感を感じていたのだろう。

――「巡り逢えるなら feat.TERU」は、SUGIZOさんが絶望のなかをさまよっていた頃の曲じゃないですか? でも、それをTERUさんが歌うと、絶望が絶望じゃなくなるというか。

SUGI:そこがTERUはすごいんですよ。どんなネガティヴでも、彼を通すと光に変えてしまう。そんな魔力を彼は持っている。

SUGIZOインタビュー




これは分かりやすい動画がある。

LUNA SEAの曲《SHEADE》の比較。
禍々しくて攻撃的、退廃的な曲なのはRYUICHIの歌い方で分かる。
TERUが歌うとマイルドになる。なんか「ちょっと嫌なことあった」くらいの温度(笑)


他の記事で見たんだけど、SUGIZOはLUNA SEAの人気がうなぎ登りになるほど、周りの人間に対して不信感を募らせて、成功と幸せが反比例していた…みたいなことを言ってた。

LUNA SEAが活動休止してからは、案の定誰にも求められないし、金もないから、2003年辺りは精神的にキツかったとのこと。

どんな状況であったとしても、光は感じられるでしょ? 例えば、お金がないという絶望があったとする。そのとき、明日億万長者になれる訳じゃないけど、100円拾ったとしたら、それを光に感じるじゃないですか。お腹が空いてなにも食べるものがないとき、キャベツを見つけたらそれだけで救われる。そういうことだと思う。

SUGIZOインタビュー


かつては音楽史に名を刻みたい、成功したいという野望バリバリだった人間。
そんな人間が、絵に描いたような成功をしているのに満たされない。

夢の反動とでもいうのか。


だから、必要以上に多くを求めるべきじゃないんじゃないかな。

SUGIZOインタビュー

LUNA SEAの歌詞で同じような考え方を感じる歌詞があった。
LUNA SEAの作詞はRYUICHIだけど、RYUICHIも同じようなもどかしさを抱いていたのかも。

あの頃の僕は求めすぎてた

MILLENNIUM/LUNA SEA

 

ロックフェラーだって満たされてないはず。数100兆円の資産を持ち得ている人ですらね。人間ってそういうものだと思うから。人間は常に満たされていなくて、逆に常に“いま”が完璧なんだと思う。

SUGIZOインタビュー


ロックフェラーは石油王でした。


 ストリートキッズがキャベツを見つけた時の幸福感と、大富豪がジャンボジェット機買った時の幸福感は同じだと思う。
というのも、最初は有り難くても、徐々にそれが当たり前に感じる。だから100億持ってようがそれは《幸せ》ではなく《普通》になる。
《普通》の水準が上がるだけ。

それは悪い方の状況も同じだと思う。
ホームレス生活が長いなら、それが当たり前になって《不幸》ではなく《普通》になる。
ホームレス生活の最初は不幸だろうけど、慣れると思う。
戦争やイジメ、病気、長時間労働もおそらくは同じ。

変えられないもの受け入れられる平和な心と変えられるものを変える勇気とその2つの違いを知る知恵を与えてください

巡り会えるなら

ホント…いい歌詞だなあ。

今のSUGIZOは、割り切って考えているんだろう。
にしても政治活動に力を入れてる。
世の中を変えられると思ってるんだろう。

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