心に刺さった歌詞【巡り逢えるなら】SUGIZO
【巡り会えるなら】はLUNA SEAのSUGIZOが作曲した曲。
TERUが歌ってます。
前からこの曲を知っていたんだけど、最近歌詞が凄いネガティブであることに気づいた。
「こりゃなんかあったな」
インタビュー記事みたいなのがあると予想して、調べてみた。
記事発見🤩🤩
無力感を感じていたのだろう。
これは分かりやすい動画がある。
LUNA SEAの曲《SHEADE》の比較。
禍々しくて攻撃的、退廃的な曲なのはRYUICHIの歌い方で分かる。
TERUが歌うとマイルドになる。なんか「ちょっと嫌なことあった」くらいの温度(笑)
他の記事で見たんだけど、SUGIZOはLUNA SEAの人気がうなぎ登りになるほど、周りの人間に対して不信感を募らせて、成功と幸せが反比例していた…みたいなことを言ってた。
LUNA SEAが活動休止してからは、案の定誰にも求められないし、金もないから、2003年辺りは精神的にキツかったとのこと。
かつては音楽史に名を刻みたい、成功したいという野望バリバリだった人間。
そんな人間が、絵に描いたような成功をしているのに満たされない。
夢の反動とでもいうのか。
LUNA SEAの歌詞で同じような考え方を感じる歌詞があった。
LUNA SEAの作詞はRYUICHIだけど、RYUICHIも同じようなもどかしさを抱いていたのかも。
ロックフェラーは石油王でした。
ストリートキッズがキャベツを見つけた時の幸福感と、大富豪がジャンボジェット機買った時の幸福感は同じだと思う。
というのも、最初は有り難くても、徐々にそれが当たり前に感じる。だから100億持ってようがそれは《幸せ》ではなく《普通》になる。
《普通》の水準が上がるだけ。
それは悪い方の状況も同じだと思う。
ホームレス生活が長いなら、それが当たり前になって《不幸》ではなく《普通》になる。
ホームレス生活の最初は不幸だろうけど、慣れると思う。
戦争やイジメ、病気、長時間労働もおそらくは同じ。
ホント…いい歌詞だなあ。
今のSUGIZOは、割り切って考えているんだろう。
にしても政治活動に力を入れてる。
世の中を変えられると思ってるんだろう。