初めて会った日のこと

彼と初めて会った日のこと、今でも鮮明に覚えている。
彼とは仕事を通して出会った。
2016年12月
もうすぐ新しい年を迎える師走のある日。


打ち合わせは20時からだった。
その日は取引先との忘年会があり、
私はその打ち合わせに遅れて参加した。


「遅れてすみませんでした!」
と打ち合わせ場所に到着。


いつものメンバーからの中に”彼”がいた。

「笑顔がかわいい」
「いい匂いがする」


すごく素敵な人!!!


というのが第一印象でした。

同席した当時の上司にも
「○○さんからいい匂いがします(笑)」
「しかもイケメンです」なんてこっそり行った記憶があります。


これから一緒に仕事ができるのが
すごく楽しみで仕方なかったことを
覚えています。


彼に初めて会った日から頭の中は”彼のことでいっぱい”状態。
夢中になるまではそう時間はかかりませんでした。


ただ、私には当時”付き合っていた人”がいました。
2年ほど付き合っていましたが、どうしてもその人との
未来を描くことができず
勇気を持って別れることもできずという状態でした。

もう恋心とかそういう甘いものからは
かけ離れていた気がします。

それでも繋ぎ止めていたものは
”付き合っていた人”には私が必要。
と勝手に決めつけていた。


でも、彼と出会ってしまった日から間も無くし
新しい年を迎えた日。
私は”付き合っていた人”に別れを告げた。

「気になる人ができた」と。


嫌な女になることもできた。
いわゆる同時進行をして”彼”とうまくいったら”付き合っている人”と別れる。
”彼”とうまくいかなかったら、”付き合っている人”とそのまま付き合う。
でも私はそれができなかった。


自分の気持ちに嘘をついて”付き合っている人”と
一緒にいることはできない。
とそう思って、別れを告げた。


年上の”付き合っている人”は
私の頑固な性格もよく理解していたので
もう気持ちは戻らないとすぐに悟り。
「わかった」と返事をしてくれた。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?