[詩]「うかぶ」

うかぶ心は

空想に

うかぶ体は

蚊帳の外

クラスのこと

馴染めないの

そんな時期は

誰にでもある

思い込むことで

楽になれたの

誰とも違うの

私の視点

誇らしくて

憎らしい

もっと

みんなと

笑えたなら

もっと

自分に

力があれば

きっと

分かって

くれるのに

正しさなんて

どこにもない

ここにはないし

既に消された

浮かぶデータは

電子の世界

民主的だと

信じていた

大きな波に

流されるまで

否定された

持たざるもの

それでも

普通になんて

なれないから

みっともなく

けれど美しく

天国に見惑う

この地獄を

生き抜いていく

ああ

今日の御飯は

なんだろう

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