「不真面目になれない自分へ」(詩)
自分に言い聞かせていた。
痛みを、感情を。
このまま進まなくちゃいけないと決めつけている。
気づいた時から、向き合うことが怖くなっていた。
どうすればよかったかなんて。
きっと、自分の心に答えを持っていた。
遅すぎた。
自分に言い聞かせていた。
感情を。恐怖を。
やかでその感情は本物になる。
後戻りなんて出来なくなる。
辛くても笑おう。
道を違えた先の未来で。
確かな幸せを掴みとる。
決めたことだから。
頭に流れる青い春と未来への希望。
やれることをやろう。
きっと、この手の中に。
願いを叶える日まで。
真面目に向き合いすぎて
逃げたくなるけど。
理想
地に足を着けるように。
せめて前を向こう。
絶えず自分を追い越すように。
慕ってくれた誰かにすら背を向けるように。
生き急ぐように。
何処までも、何処までも。
遥か先の未来へ……