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[詩]「夜の街」

天井を塞ぐ


聳えるビルは

星の代わり


蛍光灯が

照らすのは


人で出来た

箱の街


車の駆ける

21時に


営業の終わる

商業施設


佇んだ私は

一人きり


街では


誰もが


一人きり


各々の日々を

過ごしてる


知らんぷり


裏路地に

闇を隠して


輝いている

夜の街


責任は全部


自分で取るから


誰も私を

咎めない


ああ


夜の街とは

そういうもの


縛られた

自由と責任


息する住民


星は見えない


だから


蛾のように

群がって


蝶のように

着飾るの


行きたい光へ


願いを叶えに


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