「Eccentric.」(詩)
「さぁ、どうだい?」
初めの台詞はそれで決めていた。
言いたいことは既に心の中。
しかしてネタが浮かばないのか?
そればっか考えてんのか?
詩という形にしていくたびに
自分が証明されていく。
書いてると自分に自身が持てる幸せ。
夢世界を巡るような。
好きなゲームの新作を夢にみてるみたいにさ。
現実はやっぱ思い通りになんないけど。
ひたすら言葉を重ねても。
君の求めていそうな言葉を考えて、
その上で言葉を選んでも。
自分を守るためのエゴばっかだ。
きっと何年重ねても。
根本の僕は変わんない。
きっと、「エキセントリック」だ。
だけど、絶えず変わらなくちゃ。
自分の弱さを自覚したから。
想像以上だって、気付いたから。
もし、突然自分が死んだとき。
遺す詩はどーしようか?
真剣に思案しても、やっぱり。
笑顔でいれるような詩を詠いたいな!
仕上げに後悔ひとつまみして。
「……まだ、これからなんだ。」
最後の台詞は、多分こうだろう。
ほらまた、きっと。
僕は、分かってるつもりになっているんだ。
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