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odapeth
「save point.」(詩)
多くの時間をここで過ごして。
多くの想い出をここに感じて。
音、脳内地図、苦いらしさ。
全部、全部覚えてる。
想い出は宝石のように輝いて。
縫い合わせた傷痕。
助け合って、
笑いあった記憶。
色んな人にあったけれど。
運命は
何処に転がっていくやら。
遊んでてビー玉が
どっかに消えて。
大切は確かに失った。
セーブポイントは移っていく。
変わんないものなんてないよ。
学んで、泣いて。
砕けて、落ちて。
無知を知って、幸せを知って。
[レベルアップ!]
世界はどんどん変わってく!
無知な想い出ばっかで、
しょーじき恥ずかしいけど。
かなしーけど。
選んだ大切は生きていて。
新しい大切が芽吹いて。
ここを離れて、
最期は始まるのさ!
辛いことも。
大切なことも。
伝えたいありがとうも。
大好きだった
このセーブポイント。
ひとつしかない、セーブポイント。
星明かりに照らされて。
きっと、鮮やかに記憶が輝いている。
[レベルアップ!]
今よりもっと、強くある為に!
日記帳のはじっこに綴った
大切に描いた、記憶の切れ端を。
きっと、大事に塞いで。
今を
生きる。