フィルターを掛けている自分に気づけ!
読書をすることは好きでしたが,これまでまとめることはあまり意識せず,過ごしてきました.少し,自分での気づきなど書き留めて行こうかと思い立ちました.
さて、今回はふろむださんの
です.
すこしどぎつめの黄色い表紙で,「勘違いさせる力」を強調しており,「違和感」満載です.
怪しい内容も含まれているかも、と少し身構えて読み始めました.
読み進めて気づきのは,
デフォルトの罠や建前や同調圧力など,世間の目を気にした判断を知らずに行っていることに分かりやすく気づかせてくれること.
受験と社会人の評価では,運と実力(努力)そして錯覚資産とを図示して表現しナルホドと理解させる.(内容も新鮮だが,理解のさせ方もシンプルで秀逸.)
「好き嫌いやメリットとリスクでの理解が意識の知らないところで知らずに上書きされる.」ことを淡々と綴っているが、衝撃的な現実だった.
感情ヒューリスティック(認知バイアス)だが,
→無くすことは出来ない.従ってそれが有るものと思って振る舞う必要が有る.
著者の話している内容にうなづくことが多かった.(わずかに解りにくかったところも有ったが)
読み終わると,錯覚が好むと好まざると,現実社会に存在する。いや,隠れていることを少なくとも自分だけでも理解することが人生の大きな転換点になると感じさせられた.
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?