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インフルエンザになるのも悪くない
えっ、嘘でしょ。40度って……
今週は、月曜日からインフルエンザで寝込んだ。体のだるさに比例して体温はぐんぐん上昇、火曜日にはまさかの40度越え。解熱剤で一時的に熱は下がるが、頭痛と全身の倦怠感に夜もよく眠れない。
昨日になって、やっと復活の兆しが見えてきて、今日こうして記事を再開しているわけなのだが、正直、残念な気持ちでいっぱいだ。と言うのは、これまで続けてきた連続投稿記録が中断してしまったから。
それに中断してしまったのはnoteだけではない。瞑想、日記、ジョギング等々、ここまで良い感じで習慣化してきたものが、一旦、ご破産になってしまったような気分。病気だから仕方ない。でもやはり悔しい。
とは言え、大切なのは継続、連続ではない、そう自分を励まして、また一つずつ積み上げていこう、と思ったとき、ふとした発見があった。それが、
あれ…… 思ったより心が軽い
不思議な感覚だった。病み上がりで体は少しだるい。でも、心は軽くて、なんというか、自由な感じがするのだ。うまく言えないけれど、目の前にまだ誰も走っていない道が伸びていると言うのか。なにをすべきではなく、なにをするのかを選べばいいという感じがすると言うのか。
思うに、インフルエンザ前のぼくは、たとえるなら通勤電車のようなものだ。毎日、決まりきったことを、決まった時間、決まった場所でやる。目を閉じていたって、間違えることはない。安心安定、変化無しのブレも無し。
それがインフルエンザになって事情が変わった。それまでのルーティンの流れから強制的に外されて、言ってみれば「空っぽの状態」で再スタートを切るしかなくなった(とぼくは感じた)。縛りがなくなった、そう言ってもいいのかもしれない。
そして、その状態に対してぼくは「軽い」と感じた。だから、その後にやってきた「この空間をいいもので埋めたい」という感情はとても自然に受け止められた。ふと思い出したのが、
一度白紙に戻す
一ヶ月ほど前、のぶ先生の記事にあった言葉だ。今年も残り二ヶ月、ここで流れを変えて、来年に繋げていきたい、そんな人に向けての記事で、のぶ先生は、この「一度白紙に戻す」を提案していた。
2023年が「今日から」始まるとしたら
・どんなことに挑戦して、どんなことをあきらめるか
・どんなことに時間を使い、どんなことに時間を使わないのか?
・どんな人と一緒に過ごし、どんな人と一緒に過ごさないのか?
10ヶ月の経験をもとにゼロベースで考えてみる。
どうやらぼくは、インフルエンザになったことで、半ば無理矢理に、白紙に戻されたようだ。それを思うと、今年も残り一ヶ月、短いけれど、せっかくなのでゼロベースで考え直してみるのも悪くないのかもしれない。
そうしたら、きっといつもとは違う気分を味わえるに違いない。それはきっと、平日の昼間の電車に乗ったときのような感覚。リラックスして、自由で、余裕があって、どこかへ出かけてしまいたくなるような、あんな感覚。なんて思うと、インフルエンザになったのも悪くないのかなと感じているのである。
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