40代からの停滞感のワケ
40代になると、多くの人が、キャリアや人生におけるある種の停滞感を感じるのではないでしょうか。ぼく自身もこの感覚を経験しました。
それは、外の世界が季節の移り変わりで生き生きとしている中で、自分だけが時間の流れから取り残されているような感覚でした。けれども、この停滞感は、自分自身を見つめ直し、心から求めるものを見つけるための貴重な機会であることを、ぼくは学びました。
今日は、ぼく自身の経験を踏まえた上での「40代で感じる停滞感の根本原因とその乗り越え方」について書いていきます。この記事を読むことで、あなたは自分自身の停滞感の理由を理解し、それを乗り越えるための具体的なステップを踏むことができるようになるでしょう。
停滞感は、新たな一歩への準備
ぼくの経験から言うと、40歳を過ぎたころから、日々の忙しさの中で自己成長を感じることが難しくなっていきました。それまでの人生は、ある意味、シンプルでした。個人としての成果に集中していれば良かったのですから。ただ仕事、家庭と、社会的な責任が増していくにつれて、自分自身に目を向ける余裕がなくなってしまったです。
そんなぼくにきっかけを与えてくれたは、大平信孝先生の提唱する行動イノベーションでした。その考え方に従い、少しずつ実践を重ねる中で、自分の内面と真剣に向き合うことの重要性に気づかされたのです。停滞感は、自分自身に足りないもの、変えたいものを見つめ直すためのサイン、次のステージへ一歩踏み出すための準備期間だったのです。
停滞感を乗り越えるためには、大きく3つのポイントがありました。それは、
自分を受け止める
心の声を聞く
仮で決めて仮で動く
これらのポイントを一つずつ見ていきましょう。
自分を受け止める
停滞感に直面したとき、最初にしたことは自分自身を受け止めることでした。成功も失敗も、ポジティブな感情もネガティブな感情も、全てが自分だと受け止めることに努めました。
もちろん、最初からうまくできたわけではありませんでした。ただ続けていくうちに、そのままの自分を受け止めることで、ほっとしている自分、一息ついている自分に気付かされたのです。
すると不思議なことに、新しい何か、それが何かはわからないけれど、これまでとは違う何かに一歩踏みだそうという気がしたのです。それは、まるで握りしめていた手を緩めたかのような感覚でした。
心の声を聞く
次にぼくが取り組んだのが、自分が本当に大切にしているもの、心から興味を持っていることを探ることでした。忘れかけていた趣味に時間を割いたり、静かな時間をとって、自分の心が大きく動いた過去を振り返ったりしました。
意識したのは、あの時の感情や肌感覚、見ていた景色などを思い出し、その瞬間をもう一度リアルに味わってみること。そして、その時の何が自分にとって良かったのかを言語化してみることでした。
仮で決めて、仮で動く
自分の内側と向き合い、本当に求めているものが少しずつ明らかになったら、次は具体的な目標を設定しました。「本当はどうしたいのか」と自分自身に問いかけ、完璧でなくても、思いついたことは行動に移しました。
その際に心がけたのが、仮で決めて、仮で動く「仮決め・仮行動」の考え方。闇雲に動き出すのは危険ですが、それよりも避けたかったのは、考えすぎて動けなくなってしまうことです。
小さく決めて、小さく動くを心がけました。大きな失敗のリスクを負わないので、「動いては結果を振り返る」を安心して継続することができました。すると、まさに塵も積もれば山となる、自分自身の本質に根付いた成果を感じられるようになったのです。
立ち止まるからこそ見えるものがある。
ぼくが経験から学んだことは、40代で感じる停滞感は、「新しい自分を見つける旅に出なさい」という内側からの声だったということでした。
それまでの流れを一旦降り、自分自身との関係を見直し、内側の声に耳を傾けることで、ぼくは自分の人生をより豊かなものに変えることができました。あの時、停滞している自分の尻を叩き続け、そのまま走り続けていたとしたら、この場所には辿り着けなかったことでしょう。
そして、そんなぼくが、現在、チャレンジしているのがこれ。
ぼくの人生を変えるきっかけとなった行動イノベーションを、より多くの人に味わってもらいたい。そして、人生が変わった瞬間の軽やかさ、爽快感をより多くの人に経験してもらいたい。そんな思いからプロコーチとなったぼくなのですが、現在、コーチング力向上のため、「55人/55時間コーチング」に挑戦中です。
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