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22.10.21全体相場 トレンドの過渡期 株価レンジをブレイクスルーするか

全体相場(為替・原油)の行方

 ドル一強の継続が想定されています。
米国は各国からのドル高の是正要求を拒否、11/15-16開催のG20でのドル高一服の目論見は消え、今後は米インフレが抑制され米経済が失速するまでドル高が続く見込みとなりました。

       為替動向
・ドル高要因:インフレ抑制の米利上げ加速化
・円安要因:米日金利差拡大&貿易収支赤字化

 一方、原油は世界的な景気減速の見通しを受けてOPECプラスは需要減を意識して減産を決定、原油高の見込みです。
 米国は原油高を回避すべく備蓄された原油を放出するも効果が薄く、バイデンは米中間選挙の痛手となっています。

円安長期化で内需株に妙味

 日本株はレンジ相場(26,500〜28,000)を形成しています。
 全体相場(為替・原油他)は米国の利上げを起点としてトレンド転換の過渡期にあります。
 日本株は業績相場とはいえ米国の逆業績相場のネガティブな波及効果により外需株→内需株の順に業績を悪化させる可能性があります。
 内需株は円安の長期化とともにインバウンド効果とリオープンを追い風として期間限定(来春まで)ながらも株高を享受できる可能性が高いです。

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