24.6.7米雇用統計サプライズ 好景気につき利下げ後ズレ⁈⇨株安⁈
米雇用統計20万人超え インフレ懸念
本日(6/7)米雇用統計はサプライズです。予想を上回り20万人超え、好景気を反映した結果になりました。インフレ再燃を危惧して利下げ後ズレ&株安が懸念されます。
米失業率は悪化(増加) 景気減速⁈
一方で米失業率は悪化、景気減速感を反映した結果となりました。米雇用統計と相反する結果につき米株の反応に注目です。6/12FOMCの利下げシナリオ(9月利下げ)の後ズレが錯綜し、株価を乱高下させるおそれがあります。
日本株 海外投資家 2週連続の売り越し
5月下旬、海外投資家は日本株を売り越しました。日本株は日米の長期金利の上昇を受けて下落しました。米株の連れ安も下落要因です。
6月はボーナス投資によるNISA株の上昇が期待されます。中旬に中銀デー&メジャーSQを控えて様子見の姿勢が基本路線ですが、通過後の相場トレンドの変化を見定めていけたらと思います。下旬の株主総会が節目になります。
なお6/23国会会期末の解散選挙は規正法の衆院通過により回避され、9月自民総裁選が次の選挙節目とされています。6/13-15 G7の外交アピールが岸田政権の続投を占う上で重要なイベントです。