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24.8.7日本株 内田副総裁の発言で急回復 米景気減速リスク後退も追い風
日銀の追加利上げリスク後退 内田副総裁
本日(8/7)日銀の内田副総裁の講演が函館で開催されました。追加利上げは市場の変動が落ち着くまで当面行わない旨の発言を受けて株価は急上昇、金融緩和の維持を好感されました。
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⇨追加利上げは株価の乱高下では行わず
引用元:24.8.7最近の金融経済情勢と金融政策運営より抜粋
https://www.boj.or.jp/about/press/koen_2024/data/ko240807a1.pdf
暴落回避 日足&週足の株価下落の予兆
日経平均株価の相場トレンドの把握にあたり、日足で予測、週足で相場感を確認の習慣が大切です。今回の暴落は、事前(7/11)の日足で下落トレンドのサインが点灯、週足(7/26)で下落トレンドを確認していれば、ある程度は回避できました。日頃のチャートチェックの習慣づけの重要性を再認識しました。
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⇨天井サイン
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⇨下落トレンド警戒サイン
今後は暴落後の値動きを踏まえた買い時の模索です。暴落の要因は円高(利上げ)&米不況リスクでした。現在、利上げ&米不況リスクが後退、為替は円安へ揺れ戻りました。残る確認事項は株価の乱高下の落ち着く目処ですが、週足の推移、特に陽線の形成を手がかりに底入れを判断していきます。
直近の暴落ではリーマンショックは3番底、コロナショックは暴落後の反発&下落を経て底入れしています。上昇トレンドの要件、前の週の上値超えが達成されるまでは静観です。下値を割るようであれば下落トレンドの継続につき底入れ待ちです。
米株の3つの節目 8/14,8/15,8/24
米経済指標とイベントが控えています。
景気後退は逆イールドカーブの解消を起点に始まります。以下の3つを節目として米国債券利回りのうち10年&2年の差がプラスへ転換するタイミングを注視していきます。
・8/14CPI米消費者物価指数:インフレ進捗
・8/15米小売売上高:個人消費の減速感を確認
・8/24ジャクソンホール会議:利下げ可否
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2年と10年の差が縮まりつつある⇨景気後退が接近