23.9.23暫定銘柄 配当落ち日(9/28)の買い妙味
配当落ち日に株価の買い狙い
今年(2023年)は東証要請もあり増配した企業が多く9/28配当落ち後の下落は必至です。
特にプライム暫定銘柄は上場要件をクリアするために増配を行い株主数を急増させています。好業績の銘柄であれば配当落ち日の下落後の買いが狙い目です。
好業績の主な目安は以下2点、株主還元を継続可能な財務の安定性、加えて持続的な成長を見据えた高利益率に取組む企業です。
・利益率の向上(値上げ浸透)↑
・財務の安定性(自己資本比率30%以上)
9/15週の海外投資家は買い越し(先物買い越し+現物売り越し)ました。現物の売り越しは配当金を巡る二重課税を回避した一時的な売りと考えられ、今後の現物売買は売り越し→買い越しへ反転する可能性が高いです。
今月の変調として暫定銘柄がプライム→スタンダードへ市場を変更するケースが目立ちます。知名度より上場維持を優先する現実的な姿勢がうかがえます。市場格下げは失望売りが危惧されますが、プライム上場要件を満たす企業でもスタンダード市場を選択する企業もあります。中長期的な投資先として魅力的です。