23.12.26時価総額1兆円突破の銘柄を振り返り株高要因を来年に活かす
2023年相場を映す株高の代表3銘柄
12/26日経新聞朝刊が今年2023年に初めて時価総額1兆円を突破した銘柄を手がかりに上昇する銘柄の特徴をまとめています。
主に以下の3点が株価上昇の要因として考えられます。来年も継続が見込まれる要因です。
🔸コロナ後のビジネス環境変化
⇨人流回復に伴う顧客増加&インバウンド効果
🔸東証要求:株主還元の強化/親子上場廃止他
⇨子会社の上場廃止(親会社へ吸収&売却)
🔸国策:半導体事業の強化、法人税の減税対象
⇨半導体市況の底入れ、未来に向けた投資活発
2024年の株式投資の上半期戦略
2024年は上記の3点に加えて中銀の利下げと米中の景況感に耐性のある銘柄が注目されます。
一方で日本は春闘の賃上げ状況を踏まえて3月の日銀会合でのマイナス金利の解除が見込まれています。新NISAの海外インデックス投資の集中によるドル買い(円高)も警戒されます。
利下げは不景気を経て実行されるため株価の天井になる可能性があります。
米欧の利下げ時期は5-6月を想定、5月利益確定のアノマリー(Sell in May)を見据えた売買が上半期の節目と考えられます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?