24.7.29日本株 大幅な調整(=下落)後の上振れ反転待ち
日本株 大幅調整 過熱感を払拭 反転待ち
日経平均株価は8連続の下落後に反発、騰落レシオ(25日)は過熱感を払拭しました。
今後は決算の上振れ待ちです。好業績が本格的な上昇トレンドの足がかりとなれば買い時です。明日(7/30)は権利落ち日、明後日(7/31)は日米の中銀会合、節目が続きます。
円高トレンドの継続性 145円が好決算の節目
輸出企業の為替レートは145円/ドル、企業業績の見通しの節目になります。7/31日本銀行の利上げは完全には織り込まれていないものの、見送られれば円安へ逆戻りする事が懸念されます。
インフレ 企業再編を加速させる予兆
これから食品および小売セクターの業界再編が進む恐れがあります。コロナ禍を経て融資優遇や補助金の支えを失い、倒産企業が増えています。インフレ下では利益率を高め、稼いだ利益で賃上げ還元する企業が生き残ります。
今回の決算チェックにあたり安定した財務基盤と高い収益力(=営業利益率)が有望株の要件になります。