24.2.11株価変動の3要素 脱中国✖️金利✖️日米選挙
脱中国の経済トレンド 株価も⁈
米中対立を基軸に経済圏からの中国離れが進んでいます。中国の供給網の不安定さに加えて長引く不動産リスクに伴う不透明な経済見通しも起因しています。日本回帰の生産移管も加速、その結果、国内向け設備投資が活発、低金利の環境も追い風に建設関連の受注は今年も盛況です。
株価も中国離れ⇨日本株へ集中避難が発生、中国当局は下落を抑えるために中国株への買い換えを強制しています。週明けの日経平均株価の下落が警戒されます。
日米の金利修正の見通し 3&4&5月に修正⁈
日米の中央銀行は直近の景気の堅調さ受けて金利修正を後ずれしています。当初の3月修正から4月(日本)&5月(米国)へ先送り観測されています。
日米選挙 岸田ピンチ&トランプ優勢
日米の政治学リスクが高まっています。
日本は4or6月が節目、4月は補欠選挙、6月は減税効果の期待感が背景にあります。
一方で米国は3/5スーパーチューズデー、11/5大統領選挙が節目、3月は民主党/共和党の代表が確定します。共和党はトランプ優勢、民主党のバイデンを凌ぐ勢いにつき、内政&外交面においてトランプの意向が反映されつつあり政策転換が懸念されます。例えばウクライナ支援が議会で否決されました。
来週(2/13)からの日本株に警戒
中国当局の日本株売却強制、金融庁の損保持ち合い株の売却要請など下落リスクが高まっています。大型株の過熱感から物色動向も起こりIPOにも資金が集まっています。3月はIPO集中月、トレンド転換の節目でもあります。2/13の日本株の動向が注目されます。