22.9.8日本株の優位性 好業績の銘柄ウォッチで買い時待ち

株安相場に注視

 9/8日経新聞朝刊によると世界的に実質金利が上昇したことでリスク資産(特に株)に割高感が生まれ、資金が安全資産へ逃げるとともに株安が進むおそれがあります。
 とりわけ米株はこれまでの金融緩和を追い風に上昇した分の割高感があり、株価下落が懸念されます。
 EUはエネルギー不足の本格化(12月ロシア産禁輸スタート)を前にインフレ抑制を優先して利上げを強めるため景気後退を伴う株安が見込まれます。

9/8日経新聞朝刊
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO64132990X00C22A9ENG000/

日本株の優位性

 欧米が株安トレンドにつき相対的に日本株の優位性が高まります。
 加えて年後半から円安→円高へ揺り戻しの見通しも示唆(*)され追い風になりそうです。

(*)12月節目に欧米インフレ抑制の見通し
👉以下、2点が円安→円高へ牽引
・米金利上昇の一服感→日米金利差↓
・欧米の景気後退→円高↑(ドル↓&ユーロ↓)

 ただし外需企業は円安効果はあるものの欧米の景気後退に伴う業績悪化が懸念されます。
 一方で8月景気ウォッチャー調査によると7月を底値にサービス関連が見通し良く、内需企業は期待できます。
 9/16発売の四季報で23.3通期(又は2Q:11月決算)の見通しを確認しつつ好業績の銘柄を打診買いしていけたらと思います。
 先行して四季報オンラインの先取りでサプライズ銘柄(=好業績)は上昇している可能性もあります。

8月景気ウォッチャー調査
https://www5.cao.go.jp/keizai3/2022/0908watcher/bassui.html

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