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24.3.16配当アノマリー 3/19&20日米中銀〜3/28権利落ち日の株動向

3月の配当株のアノマリー

 毎年恒例のイベント投資として配当株は3月の権利確定日に向けて買いが殺到し株高になります。今年は新NISA開始に伴い、配当株は個人投資家の人気銘柄となり通常より上昇スピードが早まっています。過熱感のある半導体株⇨配当株へ資金シフトも起こっています。

金利修正が高まるも為替は円安進行

 為替は円安を進行させています。
日銀のマイナス金利解除のインパクトは一時的で薄れました。加えて米FRBの利下げ見通しも年内3回より少なくなる見解が浮上してます。

円安進行 149円/ドル台へ逆戻り

 3/19&20を節目とした円高シフトはサプライズが必要な状況です。
 一方で賃上げ⇨商品価格の値上げラッシュ⇨インフレの再燃が危惧されます。少子化対策の財源と想定される保険料(税金)の増加が給料の手取りを減らし個人消費が横ばいになるおそれもあります。

4月政治学リスクに警戒

 4月補選で選挙の政局の見通しは明らかになりますが、自民党は不祥事続きのさなかで一縷の希望であった賃上げによる国民アピールに陰りがみられます。
 政治学リスクは株安につながります。日銀の利上げは借金増になるため国民に不評です。
 インフレ&不況のスタグフレーション⇨ネガティブな環境を想定した株式投資も想定しつつ3/18発売の四季報チェックしていきます。

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