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22.8.13 22.7-8月決算シーズン更新(22.4-6業績)

22.7-8月決算シーズンの各セクター業績(22.4-6)動向

 22.7-8月決算シーズンの業績(22.4-6月)が出揃ったため各セクターの業績動向を更新のうえ、一覧化しました。
 総じて直近の四半期(22.4-6)は減益も23年通期では増益の見込みです。

🔸上場企業の全体感
・22年四半期(4-6月):26%減益(前年同期比)
・23年通期             :4%増益(前期比)

決算(22.4-6月) 各セクター業績動向

一時的な株高に留意

 全体相場感は米利上げ鈍化を先回りした楽観的な傾向があるため、直近の一時的な上昇トレンドからの調整(下落)を危惧しつつ、8月ジャクソンホール、9月米CPI&FOMCの見解を根拠とした継続的なインフレ抑制効果を確認するまで打診買いにとどめ、リスク回避を心がけます。
 現にFOMCの利上げ鈍化は連続した物価減を前提としています。
 加えてFOMCは9月からQT加速化(資産圧縮)を並行して計画しているため金融引き締めは行われ、景気後退は引き続き警戒されます。

 半値戻しは全値戻しとなるか、あるいはITバブル後に類似した下落が再来するか、8-9月の株価が6月の安値を割るかどうかを節目にウォッチしていきます。

物価抑制と景気後退をウォッチ

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