見出し画像

24.11.20訪日客 過去最速3,000万人達成 vs円高 日本株の見通し

インバウンド効果健在 中国&ロシア 急増

 中国は個人消費の減速を危惧されてますが、訪日客数は急増しています。同様にロシアからの訪日客も急増しています。10月は紅葉シーズンにつき旅行日和、円安効果と相まって追い風の観光業は機会損失(人手不足)の解消が急務です。

中国&ロシアからの訪日客数 急増
引用元:JNTOより抜粋
https://www.jnto.go.jp/statistics/data/_files/20241120_1615-1.pdf

🧺先月のインバウンド効果 百貨店&国内旅行

ドル安(円⇧)警戒 3要因(トランプ政策)

 トランプ政権の政策を見据えてドル安(円高)につながる3要因が注目されています。インフレと景気低迷が同時に起こるスタグフレーションが再燃します。

・各国向け関税⇨輸入品の値上げによる消費減
・不法移民退去⇨人手不足に伴う労働力の減少
・原油増産⇨原油価格の値崩れに伴うドル安

 現時点ではドル高(円安)です。今後、米景気の減速感が現れ、米利下げ思惑が再燃あるいは12月日銀利上げが円高への転換点になります。

勢いは鈍化しつつもドル高円安トレンド

日本株 騰落レシオ(25日) 80台 底入れゾーン

 日本株が売られすぎゾーンに入りつつあります。騰落レシオ(25日)80は売られすぎ(底入れ)の節目です。不動産不況の低迷が続く中国市場からの資金流出先として日本株が選ばれれば底入れ機運が高まります。中国は対米を見据えて、日本の囲い込み(軟化)を画策しています。日本にとって追い風、海外投資家の動向に注視です。

日経平均株価 売られすぎ節目80に接近中

いいなと思ったら応援しよう!