24.9.6米景気減速(雇用統計 予想値下回る) 円高&テーマ株へ資金シフト
米雇用統計 悪化 景気減速&利下げ幅拡大へ思惑高まる
本日(9/6)の米雇用統計は前月比増ですが、予想値より低く、景気減速を懸念させる結果となりました。
9/18FOMC利下げ幅が拡大(0.25⇨0.5%)される確率が上がりました。週明け(9/9-)の日本株は円高リスク&米景気減速を受けて下落必至です。
自社株買い&リバランス買いが下支え
先週の日本株は2週連続の海外投資家の売越に対して企業の自社株買い&年金ファンドのリバランス買いが下支えした様相になりました。9月末は配当落ちの下落が懸念されます。一方で個人投資家の人気が高い配当株は権利落後の買いが妙味です。
円高&テーマ株 食品/卸売/娯楽サービス
7月以降の日経平均株価の採用銘柄のうち、上昇率が高い業種&銘柄は以下になります。7/31日銀の利上げを受けて企業の外的環境は様変わりしました。円高&米中の景気減速の双方に耐性のある銘柄に資金が集中しています。
🔶円高耐性&テーマ性のある業種&銘柄
〜円高追い風〜
・食品:サッポロ、ニチレイ、大塚
・卸売:ニトリ
・娯楽:東宝
〜テーマ株〜
・非鉄:フジクラ(電線)
・情報/通信:トレンドマイクロ(サイバーテロ対策)
・機械:IHI(エネルギー&原子力発電)