22.7.22株 過熱感&短期筋で下落注意 節目7/27FOMC
急激な株高の持続性に注意
急激な株高で過熱感*が高まり調整(下落)リスクが懸念されています。
*過熱感&一時的な株高のサイン
・120 < 25日騰落レシオ
・短期筋の売買活発
・7/15海外勢の売り越し
金の下落が物価高の天井サイン
明るい見通しとしては金の下落があります。
景気後退の主因である物価高に天井の兆しが現れ、インフレ抑制のサインとみなされています。
日銀は22年内は物価高が継続するも23年からは落ち着くとの見解を示しています。
一方で秋口に規制緩和の解除の思惑も浮上しています。
原油増産 バイデン交渉失敗
バイデンの中東外交はサウジとの溝が深く増産の要請は見送られました。米中の景気減速に伴う需要減も交渉には悪材料となりました。
今後、ロシア産ガスの供給量と同様、代替エネルギーが無いため不安定な乱高下が懸念されます。
6月工作機械受注額に明暗
中国向け前年同月比増、欧州向け前年比減と明暗が分かれました。
外需は円安効果で好業績が期待されるものの販売国で差異が大きく、来月の8月決算では中国関連株は期待大、欧州関連株は業績悪化になるかもしれません。
今後の経済イベント
7/27FOMC(利上げ加速化?)
7/29日鉱工業生産(景気動向)
米個人消費支出(景気動向)
8/1中PMI Caixin(景気動向)
米ISM(景気動向)
8/5米雇用統計(景気動向)
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