23.6.3株主総会&IPOがカタリスト 過熱感ある大型株→出遅れ中小型株へ循環物色を期待
6月株主総会がカタリスト
今年の株主提案は東証のPBR改善要請と相まって株主還元(増配/自社株買い)や経営改革(利益率の向上)のカタリストになりえます。
特に増配は期初の慎重論もあり期末に向けて発表される可能性が高く、加えて株主提案の議題に挙げられれば期待大です。
IPOプチラッシュで中小型株に資金集中
6月は18社が新規上場します。需給が新興株に集中し、現行の過熱感がある大型株☞中小型株へ資金がシフトする可能性があります。加えて資金シフトの循環物色のうち、特に出遅れ感のある中小型株に期待大です。
6月or7月の日銀の利上げ警戒
日銀の利上げにあたり6月の毎月勤労統計調査が節目になりそうです。本調査で賃上げの継続性ありとなれば、年後半からの物価2%のインフレ落ち着きとともに利上げ機運が高まります。直近では電気料金の値上げがあるものの原料高の一服感があり、自動車関連の業績は改善傾向にあります。
6月or7月の日銀金融政策決定会合に注目です。利上げがない場合、為替介入に注視です。
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