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24.9.25経常利益率 24年度上振れ期待 証券大手予想

証券大手3社 増益率 上振れ予想 来期も好調

 国内大手3社が今期(25.3)の業績予想を上方修正しました。円高が進行しましたが、直近では円安へ反転し144円台まで戻っています。外需の円安効果と値上げに伴う利益率の向上が業績の上振れを期待させます。今期も中東紛争の長期化が海運業の好業績に結びついています。

日本の上場企業 利益(EPS)増加中

年末の為替予想 ばらつき大

 日米のトップ交代に絡んで国策の景気対策の選択肢が変わります。中央銀行(以下、中銀)の金利修正は徐々に織り込まれていきます。その結果、中銀の金利政策(米利下げ&日利上げ)に伴い円高方向へ傾く一方で、国策(金融緩和&利上げ批判)は円安へ誘導するため、双方が拮抗します。市場予想も双方の優位性を踏まえて両極(円高vs円安)へ振れています。

11月へ上場延期 キオクシア 半導体株の軟調さを嫌気

 大型IPO株、キオクシアは10⇨11月へ上場を延期します。直近の株式市場での半導体株の下落を受けてタイミングを見直したとの観測もあります。投資資金が中小型株⇨大型株へ戻りつつあります。キオクシアの上場は半導体市況を見通すにあたり大きな節目になります。

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