23.10.27中銀ウィーク(10/26-11/1) 今後の利上げ見通しに注目
各国の中央銀行の利上げ見通し注目
昨日(10/26)の欧州中央銀行(ECB)の会見を皮切りに10/31日本、11/1米国と中央銀行の会見が目白押しです。今回、ECBは利上げを見送り、ただし中東情勢を起因とした原油高(≒インフレ助長)に伴い追加利上げの含みを残しました。引き続き注目点は各国の金融政策、特に利上げ見通しですが、直近の為替動向に目立った動きはありません。
現時点(10/26)の為替(150円/ドル)は財務省の為替介入ラインであり警戒されますが、中東情勢は米中露の対立も絡んで混迷してますので引き続きウォッチとなります。
米国に関しては11/1FOMC会合前に10/27経済指標(個人消費)がリリースされます。インフレ進捗の指標ですので金融政策の見通しの手がかりになります。
現時点(10/26)でのFedWatchは11/1のFOMCでの利上げはない見込みにつき、次々回
12/13の追加利上げ可否に注目が集まります。
今後の株価動向
10/20の週において海外投資家は売り越しへ反転しています。
これから日米の決算シーズンは過渡期ですので中東情勢の不安要素はあるものの、好決算が期待されますので相場トレンド転換可否に注目が集まります。
現時点では米ハイテク株の失望売りが発生してますが、経済指標を確認する限り総じて底入れ期待は根強く引き続き日米の利益(EPS)の推移はウォッチしていきます。