24.9.17日本株 下落警戒 円高(米利下げ)⇨日銀⇨自民党総裁選&配当落ち日
9月下旬 下げ相場 円高&政治学リスク
今週(9/17-)は株式相場にとって重要イベントが目白押しです。円高と政治学リスクが重なり不安定な相場が続きます。
🗓️9月の株式相場イベント
・9/18米利下げ(%)〜0.5%見込み
・9/20日銀会合〜12月追加利上げ見込み
・9/27自民党総裁選&配当落ち日
9/27 小石高 自民党総裁選の三つ巴
小石高(小泉、石破、高市)の3名が総裁選をリードしています。河野氏は脱落しました。
そのうち金融資産増税は石破氏のみ、残りの両名は反対又は据え置きです。国民がNISAを介して貯蓄から投資へ舵を切る過渡期です。インフレに伴い賃上げを押し進め、タンス預金はお金の価値を目減させるため、モノ(株式あるいは不動産)へ投資を促します。10月衆議院解散総選挙が視野に入ります。強い与党は安定した長期政権を連想させ、株高につながります。
11月決算 日本企業の上振れ期待 弱含み
11月決算(7-9月期)は円高下での業績になります。円安効果は蒸発、外需の上振れ余地は弱いです。一方で内需は原材料高から解放され、利益率が高まり業績改善が見込まれます。
不動産、情報・通信、サービス業など内需株は好業績を期待します。今後の株式投資にあたり、9月下落をやり過ごし(配当落ち株は買い増し)、10月の乱高下の中での底入れ時期をウォッチしつつ、11/5米大統領選を境に悪材料出尽くしからの上げ相場のタイミングで買い場として有望株を買い増していきます。