23.8.18香港ハンセン指数(表題)8月続落 世界的な景気減速→株下落を懸念
中国不況の到来 世界景気を押し下げ
本日(8/18)中国恒大の破産申請のニュースが飛び込んできました。中国の不動産市況の悪化が再燃し様々な負の連鎖を起こしています。
🔸為替💱
悪い円安が燻り始めています。
中国経済の悪化を受けて中国向け輸出企業の減益により日本を貿易赤字へ再転換させ日本経済にも悪影響を及ぼしています。加えて今後の中国インバウンドの鈍化も懸念されサービス業を中心に下半期の低迷が危惧されます。
🔸日本株&米株💹
8月からの続落が止まりません。
日米とも8月決算は総じて良好でしたが、株価は中国の景気悪化を織り込みつつあります。さらに利上げに伴う銀行リスクの高まりを受けて長期金利が上昇し半導体関連のハイテク株を中心に株価を下落させています。
8月中旬に中国では現役引退した長老と習政権との会談の場である北戴河会議が終了、2つの難題:不動産不況&対米路線に対する解決策が待たれます。8月下旬の景気刺激策のテコ入れに注目です。
そろそろ下落局面を見据えたNISA枠への集中投資を検討しつつ、個別銘柄向け投資の手仕舞いのタイミングを見定めていきます。