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22.8.14年金増額の選択肢

年金増額の検討①(繰り下げ)

 2022年8月14日(土)の日経新聞(朝刊)のマネーのまなびを基に年金増額の選択肢を考察しました。
 一般的に年金は繰り下げる(=先延ばし)事で年金額を増やして受け取り、先延ばして無収入の期間は再雇用等で生活費をつなぐプランを推奨されます。

🔸先延ばし分の年金増額
 ・65→70歳:47%(83歳以上生きればお得)
   ・65→75歳:84%(88歳以上生きればお得)

22.8/13(土)日経新聞 朝刊 マネーのまなび

年金増額の検討②(加給年金vs共働き)

 次に加給年金(家族手当)と共働きのいずれがお得か比較します。
 通常、夫の老齢厚生年金の受け取り開始を起点に妻は65歳になるまで加給年金(39万/年)を受け取れますので夫は老齢基礎年金のみ繰り下げて加給年金の確保をオススメします。
 一方、妻が共働きで年収(手取り)39万以上を確保できるなら共働きの方が受け取り額が多いので共働き&夫婦の年金繰り下げがお得です。
 少なくとも20年以上の勤務経験がある妻であれば加給年金は停止され受け取れないようです。停止解除の余地もあるようです。

22.8/13(土)日経新聞 朝刊 マネーのまなび

 個人的には60歳以降の年金運用は年金繰り下げ&共働き(退職後も再雇用)の組み合わせを選択します。
 今後、年金制度は変更される可能性もあるため引き続き法改正の進捗は注視します。

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