23.12.18四季報新春号 株主還元(配当)&四半期進捗率で有望株を選定
四季報新春号の特集企画
今号の特集欄は株主還元(DOE&配当傾向)&四半期進捗率を掲載しています。
株主還元は来年2024年の新NISAに向けて個人投資家へアピールし株高を期待させます。過去10年の配当の増減が併記されており、増配を見据えた株高の手がかりになります。
一方で進捗率は上方修正の目安になります。現在の第二四半期の進捗率を踏まえて進捗率が過去3年と比較して良ければ上方修正を先回りした買いの手がかりになります。
利益率の改善が有望株のサイン
日本株は東証の要請を受けて先行投資と利益率の向上を要求されています。インフレ下ではモノの値段が上がるためお金の価値は目減りします。そのため、海外投資家は稼いだ利益を設備投資や賃上げに使う事で未来の利益につなげる取組を評価します。海外勢の買い意欲は株高の支えになります。