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25.2.13日本株上昇 円安好感&増益率(EPS変化)4%好調

円安急伸 米利下げ後退 インフレ再燃

 米CPI上昇に伴いインフレ懸念が再来し利下げが後退、日米金利差が埋まらないため円安を引き起こしています。円安は外需株に追い風ですが、円安要因がトランプ関税の余波のため、後追いでの株価の下振れリスクが伴います。

米利下げ後退を受けて円安へ反転

米利下げ予想 6月⇨9(10)月へ後退

 米FOMCの利下げ予想が後退しています。理由はインフレ再燃、7月の利下げ確率が50%を割りました。
 3月トランプ関税が発動すると利下げ時期がさらに後退するおそれがあります。
 関税発動前の直近2/26はエヌビディア決算日につき、DeepSeekの影響度を測る目安になります。
 過去2018年3月のトランプ関税に伴う株価動向を念頭にハイテク企業の株価動向を考え合わせて相場トレンドの変化&見通しを立てていきます。

CMEのFedWatch ツール
https://www.cmegroup.com/ja/markets/interest-rates/cme-fedwatch-tool.html

金上昇 株上昇もリスク回避は継続中

 金の値段が上昇しています。背景にトランプ関税が世界経済を下振れさせる懸念が高まっています。

 他方で宇露戦争の停戦案が浮上、トランプがロシアとウクライナの双方に剛腕を振るっています。停戦要件にあたり、以下のすり合わせは難航します。

•ウクライナのNATO加盟不可
•ロシアのウクライナ占領地からの撤退

 直近では米ロ首脳会談が現実味を帯びており、宇露戦争のひとつの節目になります。

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