22.10.28老後のライフプラン(家事情と医療&介護費)を見据えて将来設計

老後のライフプラン設計

 定年後の60歳以降も再雇用やパートあるいはフリーランスで長く働いて生活費を賄い、並行して預貯金を資産運用で増やしながら少しづつ引き落としていけば老後資産の見通しを立てられるのではと思います。
 留意点として再雇用時の年収は現役時の半分(目安は300万円以下)が一般的な傾向ですが、老後の仕事は収入源の価値以上に社会との繋がりとして生き甲斐にもなりますので大切です。
 なお老後資産を考えるにあたり大きく関わる家事情&医療&介護費は以下を参考にしていただければ幸いです。

老後の家事情

人生の3大支出の一つである老後の住環境(終の住処)は次の2択(単位:万円)に分かれます。
 いずれにしても老夫婦向け住宅を見据えての検討につき、子供が独立していれば2人用にコンパクトな住居あるいはエコ住宅(減税&電気代の低減)で現役時よりも割安に設計していきたいところです。
 なお、家の相続分割(妻&子)が伴う場合は配偶者居住権を活用して妻に居住権と預貯金、子に自宅の所有権を渡す案も有効です。

住居の2択(住み続ける/住み替え)
配偶者居住権とは
10/29日経新聞朝刊
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO65530360Y2A021C2PPK000/

老後の医療&介護費

 老後の医療&介護費は公的保険で賄えない不足分を民間保険で補うかどうかを検討します。
 一般的にはベット代や食費は公的保険(医療&介護)の対象外になるので必要に応じて民間保険で補填します。

公的保険の自己負担額

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