25.1.6大発会 大幅下落 年末年始の悪材料清算
自動車業界のM&Aに伴う利益確定
12月下旬、トヨタのROE20%宣言、ホンダと日産&三菱の経営統合などの大幅な事業再編の期待を受けて、年始の大発会(1/6)は利益確定が進みました。一時的な下落であれば底入れ買いが妙味です。
日鉄 USスチール買収に暗雲
バイデン大統領が支持層のアピールを優先して非合理的な判断が下されました。これを受けて、日本製鉄は不当介入としてUSスチールと連名で訴訟を起こしましたが、厳しい状況です。
米国の鉄鉱業界の対中国も見据えた合併案が却下された結果、今後、USスチールは業績悪化&リストラに迫られます。1/20トランプ大統領も合併反対を引き継ぐ見込みのため、米国の鉄鋼業は岐路に立たされます。当面は米国の産業は南高北低の産業構造、北部は衰退、南部はM&Aを経て回復基調の見通しです。
極度な自国保護主義は景気悪化を懸念させます。長期金利の動向を手がかりに景況感&インフレ再燃を警戒していきます。
パンダも大幅下落 中国景気に不安視
本日(1/6) 、中国株ETFは大幅下落しました。
中国景気の不透明感がトランプ関税を控えて暗転しています。