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24.3.1日本 1月鉱工業生産指数▲7.5% コロナ並み下落 不祥事の影響大

不祥事リスク ガバナンスが企業明暗

 日本経済は自動車メーカーの品質不正に伴う製造停止が関連業種の生産減産させ大打撃となりました。コロナ禍の供給不足に伴う減産に匹敵する下落幅▲7.5%(前月比)です。
 2月から挽回生産してますが、1月の足踏み(工場停止)が販売の機会損失となります。リスク管理、コーポレートガバナンスが銘柄選定の要素になります。

鉱工業生産 業種別の景況感の内訳

⭕️上昇業種
 輸送機械工業(除.自動車工業)

❌低下業種
 自動車工業、汎用・業務用機械工業、
 電気・情報通信機械工業等

車工場の製造中止が関連企業に大打撃
https://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/archive/kako/20240229_1.html

 円安を追い風に増収増益が見込まれる今季業績(24.3)の製造メーカーにとって冷や水を浴びせられた格好です。
 今年は大手損保、自動車業界など不祥事が相次いだ結果、不正を正す自浄作用が機能する企業文化が再評価されています。そのうえで、賃上げが企業の成長性バロメーターになっています。今後は社会貢献度が高く、高待遇で報いる企業が優秀な人財を惹きつけ持続的な成長を生み出す有望株として銘柄選定されていきます。
 3/18四季報春号及び有価証券報告書の年収欄は銘柄選定の手がかりになります。

2023.12月 四季報新春号
年1,147万円⇨◯万円 3/18春号チェック


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