23.10.5日本株暴落 日銀買い支えも買い時は10/6米雇用統計待ち

日銀買いは3月以来 下降トレンド反転待ち

　日本株は米株下落に伴う連れ安後に日銀買いが入り、買い支えられました。25日騰落レシオが80台につき売られすぎからの反発が待たれますが、為替介入による円高からの乱高下が外需株(例:トヨタ/日立)の下落を引き起こすため下落トレンドはしばらく続きそうです。

3月以来の日銀ETF買い
暴落の反転待ち

売られすぎライン(80)へ急接近
反発待ち

為替介入⁈ 150円節目に乱高下
→外需株下落(円高による減益リスク)

　日経平均株価(月足)は押し目ラインとも読み取れます。次なる節目は10/6米雇用統計、20万人超えの雇用増の場合、11/1FOMC追加利上げ&インフレの長期化リスクに伴い米長期金利が上昇し更なる米株下落を受けた結果、日本株の下落が警戒されます。
　加えて11/17米政府デフォルト(つなぎ予算期限)の行方も共和党の議長が民主党に歩み寄ったため解任された事で警戒感が高まります。

日経平均株価 押し目(月足)チャンス⁈

上振れなら日本株下落を懸念

　引き続きFedWatch、経済指標、そして香港ハンセン指数を手がかりに株価の底入れを見定めつつ、決算シーズン(10月下旬〜11/15)に有望株を選定/買い増していけたらと思います。
　なお現在、国慶節で休場中の中国市場の取引再開後(10/9)の動向が不安でもあります。