24.3.13日本株 FRB緩和(6月)、日銀修正(3/19)を期待した様子見に終始
6月FRB利下げ見込みで米CPI通過
3/12米CPIはインフレ率は横ばいのため利下げの後ズレの懸念が浮上しましたが、6月利下げ&年内3回のシナリオが大勢につき無事通過しました。
来週3/20FOMCはサプライズが無い見込みです。
日銀のマイナス金利解除の期待高まる
3/13春闘の集中回答日、賃上げの見通しが高いです。加えて日銀ETF買いが3/11のTOPIX2%下落ルールの要件を満たしても発動しなかったため、緩和修正の思惑が強まりました。その結果、急激に織り込まれた為替は3/11を境に上げ止まり3/12以降は円安に振れています。
本日(3/13)春闘の賃上げはほとんどが満額回答であり、来週3/19日銀会合のサプライズが注目されます。株価は様子見の姿勢で下げ止まりました。
賃上げされても個人消費は横ばいのようです。賃上げ分は増税(社会保険料)で相殺され手取りはほぼ変わらずです。増税分は後期高齢者向け医療費&少子化対策の財源にされています。賃上げ⇨増税の悪循環が景気減速につながるおそれがあります。