24.7.17IMF経済見通し 世界➡️(内訳:日米↘️ EU中↗️) 日本 24年景気減速&25年底入れ
2024年 日本経済は景気減速の見込み
昨日(7/16)、IMFは世界経済見通しをリリースしました。2024年の各国の経済について前回報告(4月)と比較して世界経済は横ばいの足踏み、日米は悪化、EU中国は改善の見通しです。日本の悪化は車の認証不正に伴う出荷停止の影響が加味されています。中国は2025年以降の景気減速を想定、不動産不況の長期化が危惧されています。
🔶前回4月のIMF世界経済見通し
トラ確変 もしトラ→ほぼトラ→確トラ
トランプの大統領の返り咲きが確度を増すにつれて、トランプ砲が威力を持ちつつあります。9月利下げに反発、ウクライナ支援の終了、そして各国との関税合戦を辞さない発言など、アメリカファーストを前面に押し出すたびに株式相場も反応しつつあります。
高関税は輸入品の価格を上げ、インフレを再燃させます。加えて強い米国を望む姿勢はドル高を維持させます。11月以降まで円安が継続する可能性があります。なお直近の為替は円高傾向にあります。
7/31日銀会合の織り込みとサプライズ
日銀の国債買いの減額は株価に織り込まれつつあります。急激な減額は住宅ローンを上げ、個人を借金難に陥らせるおそれがあるため、中長期の段階的な減額に落ち着くと予想されています。残すは利上げ可否、9月米国の利下げ予想が90%台まで上がったため、見送られる可能性があります。7/31はサプライズ無く通過が見込まれます。
一方で円安は8月決算の上振れを期待させるため個別銘柄の選定に収穫があるかもしれません。グロース市場の回復は出遅れ感のある有望株を発掘できる絶好の機会になるかもしれません。