23.2.18 3Q(22.10-12)決算傾向から元気なセクターの有望株の発掘手がかり
為替変動に警戒
為替の見通しについて年前半は米利上げの継続による円安(ドル高)〜年央からは日銀の政策修正による円高と振れ幅の大きい乱高下が警戒されます。特に外需株は円安効果の減少が危惧され来期(24.3予)の業績見通しが注目されます。
中国景気に警戒
中国景気の進捗も注目されています。
ゼロコロナ解除に伴い景気回復が見込まれ様々なセクターで需要増が期待され株価にも織り込まれています。
今後の懸念点は2つ、米中対立の激化と中国国内の不動産リスクです。対中半導体輸出規制、台湾有事(TSMC⁈)、新築住宅の下落などリスク要因が燻っています。
3/5全人代での習氏の所信表明が中国経済の見通しの大きな手がかりです。
個別銘柄の業績チェック
企業業績の見通しは以下の3つを手がかりに判断していきます。なお*1)&*2)は好調なセクターの把握に有益です。
①2/25から四季報オンライン先取りチェック
②3/17発売の四季報で企業業績の先取り
③5月決算シーズンで企業業績の再確認
*1)4月日経新聞の主要30業種の天気図
*2)5月日経新聞の上場企業の主要業種別連結業績動向
好調なセクターに属する企業のうち来期(24.3)決算が強気な銘柄を発掘していきます。